育児×仕事の両立を考える未来を育む座談会Vol.1

ケイミックスでは、育児と仕事を両立させる育児休業制度や時短勤務を推進しています。育休経験のある男女社員を交え、取得促進や意見交換を目的に、中堅・若手社員・人事担当者の6名が集い座談会を開催しました。

※この座談会は、2024年1月に開催されました

参加者プロフィール

管理部門
総務部 係長

管理部門
人事部 課長

ビルメンテナンス部門
営業開発部 主任

管理部門
人事部

ビルメンテナンス部門
横浜支店 設備主任

ビルメンテナンス部門
オフィスビル管理

話せば何かが見えてくる

営業開発部のC・Oです。入社12年目です。新規案件の積算見積りと部内事務業務を担当しています。

育休を経て時短勤務で8時半から16時まで働いています。

子どもは4月で4歳になります。今日は皆さんのお話を聞けるのを楽しみにしています。

第1営業部(オフィスビル管理)のT・Sです。入社7年目です。

オフィスビルで会議運営サポートや庶務業務を行っています。

育休は2022年5月から11ヶ月間取得しました。娘は1歳8ヶ月です。

実は第2子を授かりまして、また上司と相談して育休取得を考えています。

今日は保育園の当落通知の日でもあるので座談会とダブルの緊張です。

横浜支店のS・Hです。入社5年目です。教育関連施設で設備管理に携わっております。

育休は私自身これから必要になってくる情報だと思います。

今回の座談会で利用者のお話を聞いて自分の将来に活かしたいと思います。

人事部のM・Nです。入社28年目です。

ビルメンテナンスの営業部門を経て現在は新卒、中途採用をメインに行っています。

4歳と6歳の2女の父です。うまい具合にパパっ子に育っています。

このままいい調子でいきたいと思います。よろしくっ!

人事部のK・Hです。入社8年目です。

新卒採用・教育研修や労災手続きをしています。本日はよろしくお願いします。

最後に本日、ファシリテーターを務める総務部のA・Mです。

ビル事業本部、人事部を経て入社17年目を迎えます。

T・Sさんと同じ時期に育休を取得しました。おかげさまで娘は4月に2歳になります。

昨年4月、総務部に復帰し、庶務や手続き業務を中心に楽しく働いています。

本日は皆様よろしくお願いします。

父として夫として男性社員の決断

T・Sさん 2018年1月入社 (入社7年目)

A・Mさん 2007年入社(入社17年目)

T・Sさんが男性として育児休業を取ることを決め、それを会社に話すまでの経緯や心情についてお聞かせください。

男性の育休が注目されるようになり、「あわよくば取れたらなぁ」と漠然と考えていました。

そして妻が妊娠し、実家の事情から里帰り出産が難しいので育休を選びました。

私の職場は、4人で少数精鋭みたいな感じの現場で、それぞれ担務があります。

「1人休んだら結構大変だよなぁ」と思いつつも、思いきって「育休を取りたい」と上長に相談したら、すぐに「大丈夫」という返事をいただきました。

その時の上長はK課長ですね。

はい。K課長は、娘さんが2人いらっしゃるので話もよく聞いてくださいました。

でも、周囲に男性の取得経験者がいませんから人事次長に男性版の育児休業とは、どういうものなのかを説明していただきました。

休暇を取ったら取ったで、育児や家のことをしなければならないので大変な部分もあったと思います。

実際どうでしたか?

ミルクやおむつのケアが3時間ごとにあり、まるでシフト制みたいな感じで過ごしていました。

もちろん2人で大変でしたが、愉しんで取り組みました。

妻と役割を分担することでコミュニケーションが深まりました。

私が子どもの時は、父が仕事で帰りが遅く、母に育児の負担が掛かったそうです。

だからこそ子どものそばにいたいと思いました。

自分が親となったいま、子どもと一緒に過ごした1年の時間の大切さを感じています。

子どもの成長は今しか見られない時期がありますからね。

T・Sさんは、育休期間を延長されたそうですね。

はい、当初は半年の予定でしたが、家庭の事情で延長申請し、その時にもK課長に快く受け入れてもらえました。

私の知らないところでは迷惑をかけていたかもしれませんが、育休を取ることで、妻を助けることができましたし、ありがたかったです。

まもなく第二子が誕生しますが、また育休を取れればなと考えています。

男性として育休取得を決断した心情を話していただき、ありがとうございます。

将来に向けてS・Hさんは、T・Sさんのお話を聞いてどうですか?

女性が1人で育児となると精神的にも肉体的にも負担が掛かります。T・Sさんの今の話を聞いて(育休を)取った方がいいなと思いました。でも、いま自分のいる現場も少人数の現場です。

1人欠けると誰かがカバーしなくてはいけないし。どのように対応したか教えていただけますか?

職場側の工夫も必要ですものね。

元々この現場で働いていた方に別の部署から戻っていただき調整をしていただきました。

現場に言いづらいという方が、とても多いと思いますが、ある程度期間のわかっているお休みって、管理者の立場で考えると何とかなるんですよ。

人が足りなくても、いつまでと期限が見えていると、スタッフの負担は若干増えるけれど、そこはみんな結構、踏ん張れるものです。

取得したい希望があれば、恐れず早め早めに言ってもらえると、逆に現場としては助かります。

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