ケイミックスでは、育児と仕事を両立させる育児休業制度や時短勤務を推進しています。育休経験のある男女社員を交え、取得促進や意見交換を目的に、中堅・若手社員・人事担当者の6名が集い座談会を開催しました。
※この座談会は、2024年1月に開催されました
参加者プロフィール

管理部門
総務部 係長
A・Mさん

管理部門
人事部 課長
M・Nさん

ビルメンテナンス部門
営業開発部 主任
C・Oさん

管理部門
人事部
K・Hさん

ビルメンテナンス部門
横浜支店 設備主任
S・Hさん

ビルメンテナンス部門
オフィスビル管理
T・Sさん
家庭も職場もコミュニケーション

C・Oさん 2012年4月入社(入社12年目)

M・Nさん 1996年入社(入社28年目)

C・O
A・Mさんは、復帰後に違う部署になりましたが新しい部署はどうですか?
人事部が長かったので、このタイミングで心機一転という感じで。
ただそれが、もっと違う部署なら戸惑いがありましたが総務という似た性質を持った部署でしたので違う発見があり、楽しくやれているかなと思います。

A・M

C・O
復帰後、育児が仕事に活かされた経験はありますか?
先輩社員が「育児をすると待てるようになるよ」とおっしゃっていましたが、その通りでした。
子どもは思う通りにいかないことが多いので待てるようになりましたね。
人と接する時の許容幅が広がったような気がします。夫以外には!(一同笑)

A・M

M・N
僕なんかは逆でしたね。仕事の方から育児に活かしています。営業をやっていたので相手の気持ちを探る。
この経験が、子どもの気持ちを探ることに通じたかな?娘がいま何を求めているのか?を予測します。
意外とこれが外れるんだけどね。(一同笑)
一緒に子育てをしていると「これは相手(夫)の方が向いているのかな」と思うことがあります。

A・M

C・O
主人はなんでもやってくれるので、おむつ替えも私よりうまいし、洗い物はめっちゃ早いですね。

M・N
洗い物は男性の方がこだわるかもしれない。妻に「まだやっているの?」って言われる。職業病かな?
あと洗濯物の畳み方も変なこだわりがあるし。

K・H
T・Sさんご夫婦はどうですか?

T・S
2人で育児と家事をしていると、自然に料理、洗濯、掃除、買い物の役割分担が決まってきます。
私は元々料理が好きなので、ストレス解消になります。
役割分担ができるというのはステキですね。
家族でも職場でもコミュニケーションを取らないとすれ違いますね。

A・M

C・O
相手にして欲しいことを伝えないと、仕事もそうですけど、わからないですしね。「どう分担すれば効率よく行くのか?」とか、育児も仕事もそうです。
自分で抱えると結局できないし、案外相手が「言ってくれればやったのに」ということがあるし、もっと気楽に構えてもいいのかなと思います。
育休・子育て世代の急なお休みなどは取る側とサポートする側の相互理解
C・Oさんは例えば、お子さんの体調不良などで急遽帰らなければならない時は、部署でどんな調整をしますか?

A・M

C・O
よほど自分がやらなければならない業務が残っている時は、主人に連絡して子どものお迎えを代わってもらいますが、大体、部署の人に対応してもらっています。その時は気持ちよく送り出してくれます。

K・H
育休や子育て世代の急な休みなどは取る側の気持ちと、それをサポートしている側の気持ちの相互理解が必要ですね。サポートする側は「そんなもんだな」と考えることが大事だと思います。
K・Hさんの言うように、甘えるようですが「そんなもんだなぁ」という感じで見てもらうのが楽ですね。

A・M

C・O
子どもは3歳位で免疫力がつき始めるんです。0歳から3歳までは不安定だから急に発熱をします。
「体調は絶対崩すものだ」と会社も認識する必要があるかもしれません。子どものいない方にも、理解していただくためにも、こういう情報を発信し、みんなで共有していきたいですね。
結局、コミュニケーション量に尽きますね。

A・M

C・O
一周回ってコミュニケーション論になりますね。
この先、女性がキャリアアップするにつれ育休を取得する管理職が出てくるかもしれませんし、新たな課題が出てきます。

A・M

K・H
今は男性が育休を取れる時代になって、男女の理解が深まり、働きやすくなった時代のその先が、人事に携わる者としては気になります。
時代の変化の激しさの中で、「会社はどう追い付いていったらいいんだろう?」とか。
私は会社のために、大事なものを含め全てを犠牲にしなくてもいい時代になってきているのではないかなと感じています。
会社には仕事が一番大事な人もいるでしょうし、きちんと子育てをしたいとか、いろいろな思考の人がいます。

A・M

C・O
選択がしやすい会社づくりが必要だと思います。

K・H
そういう会社でなくては人が来ないし、居続けることができないですよね。
70周年。未来へアップデート
最近、髪の色1つにしても企業の基準が変わってきています。基準を設けることは必要ですけど、世の中の制度や基準が変わっているので、会社もアップデートしないと遅れていきます。
今回の座談会でアップデートすることができたでしょうか?

A・M

S・H
すごく勉強になりました。
では最後に、皆さんのよいお話しが聴けまして感謝申し上げます。お疲れ様でした。

A・M


ケイミックス虎ノ門本社事務所 アゴラホールにて開催