皆さん、ビルクリーニング技能士をご存知でしょうか。
本日は、ビルメンテナンス業界では認知度の高い、ビルクリーニングに関わる資格についてご紹介いたします。


ビルクリーニング技能士とは
ビルオーナーから委託されるビルクリーニング作業に必要なスキルを評価するものであり、1982年5月に職業能力促進法に基づいて導入され、国家認定の技能検定として認可されました。
ビルクリーニング技能士の資格は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:建築物衛生法)」の事業登録に必要な「清掃作業監督者」になるための必要資格にもなっています。
ビルクリーニング技能士の種類と目安
1級・2級・3級・基礎級が存在し、数が若いほど上位の資格となります。
また外国の方が対象の随時2級、随時3級、基礎級と細分化しています。
以下が取得目安となります。
1級 | 現場責任者クラス、上級技能者としての技術と知識が求められます |
2級 | 取得目安は2~5年、チームのリーダークラス |
3級 | 取得目安は約3年、「一人前」とみなされる目安の一つ |
基礎級 | 基本的な清掃業務を行うために必要な基礎知識と技術 |
受験資格
1級 | 実務経験5年以上(1週24時間以上、正規・非正規雇用問わず) その他 |
2級 | 2年以上の実務経験を有する者または3級の技能検定に合格した者 その他 |
3級 | ビルクリーニング業務に従事している者又は従事しようとする者 |
基礎級 | 外国人技能実習生を対象 |
試験内容
学科試験と実技試験に分かれており、学科試験では、清掃の基礎知識やビルクリーニングに必要な法律・安全衛生管理、作業方法等が出題されます。
実技試験では、実際にポリッシャーを使用してのスプレーバフ法やワックスがけ、トイレ日常清掃などの実技が試されます。
まとめ
ケイミックスでは、神奈川の自社ビルに練習場を構えており、受験者は実技試験の練習を行うことが可能です。興味がある方はぜひ資格取得にチャレンジしてみてください。
今後ともビルメンテナンス部門では従業員の資格取得を推進し、顧客満足度や企業間競争力の向上に努めてまいります。
関連サイト:https://www.j-bma.or.jp/qualification-training/building-cleaning#about